三百年余りの伝統
甲山夏祭り
廿日えびす
場所;今高野山通り周辺
開催;毎年八月十九・二十日

“甲山だんじりにわか”グリーンアリーナ・シャレオで熱演!

動画で見る「甲山廿日えびす」


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今高野山夏祭り法要
場所;今高野山龍華寺


8月20日 13:00〜 本尊十一面観音開扉法要
      14:00〜 弘法大師御影供養法要
8月21日 10:00〜 塔の丘愛宕さん御法楽
      11:00〜 弘法大師御影供法要

※国重文十一面観音様の拝観 8月20日 13:00〜17:00まで
にわかとは?
博多にわか、美濃にわかなどは全国的に有名ですが、甲山のにわかの特徴は路上の中央で屋台を止めて、綱の中を舞台として行われる通称「流しにわか」です。
 にわか狂言芝居の内容は、時代物・新劇(新派・現代劇とも呼ぶ)の二派に大きく別れますが、いずれも芝居の最後にオチが有ります。そのオチがついたあと「にわかじゃわいのう」と囃し立てて終わります。
 外題(にわかのテーマ)は、明治・大正時代には歌舞伎調のものが多かったが、その後は、現代物・時代物・時代風刺物が多くなっています。 現代物はその年の話題をにわかに取り入れたものが多く、判りやすく面白いのが特徴です。
 にわかは「仁輪加」等様々な書き方がありますが、「急に」=「にわかに」と言う意味合いも持ち、見物人が飛び入りで入って楽しんだり、あまり練習をせず演じる場合もあります。
 演じている途中に、台詞が飛んだり戻ったりしますが、あくまでも素人芸ですので、それがかえってにわかの即興性の楽しみを引き出してくれます。
▲三台のだんじりが町を練り歩きます。だんじりには、囃子方などが乗っています。だんじりを牽引するのは子供達です。
▲にわか狂言の模様 ▲だんじり吊り人形
 にわか狂言絵巻
江戸末期のだんじりは、今より小柄で車輪は松の丸太を切って鉄板を巻き舵取り装置もなく辻々での方向転換は容易では無かったと思われます。明治時代初期には、2階建てのだんじりが作られましたが大正7年に甲山の街にも電灯・電話が開通して、電線が各戸に引き込まれ2階建てでは運行に支障があり、1階のものへと再度改造されました。
 そして一時は、現在の3台(上組・中之町東町・新川町)と、隣町の世羅町大田町からも1台加わり、4台で運行されていた時代もありました。
 その後、各々老朽化・火事等の歴史を経て現在は、長さ2.7メートル、幅2.1メートル、高さ3.3メートルで、黒や朱塗りの建具に飾り金具のついた、精巧な細工きらびやかな山車となっています。
 今でも、上組1台、中之町東町1台、新川町1台の計3台が伝統を受け継いで運行されています。
 毎年8月19・20日 今高野山通りを中心に「甲山廿日えびす」が行われます。
両日の昼は吊り人形をだんじりに乗せ町内を練りまわり、夕方7時ごろより、だんじりにわかを繰り出しそれぞれの新作仁輪加を披露します。
 だんじりは各所で車を止め、引き綱を楕円形に広げます。子ども達のかざす手燭の光に照らされて仁輪加狂言の上演舞台を作ります。
 演劇の最初に拍子木が鳴り、口上係りが「東西、東西、ご当家おかどもとを拝借つかまつりまして○○若連中のやっつけまする、にわか狂言の外題は○○○、どなたも左様、東西、東西〜」と口上を述べ、拍子木を打ってにわか狂言の開幕となります。