<常清滝>
中正代白亜紀の中期に噴出した流紋岩の断崖にかかり、高さは126mにもおよび、名瀑として知られる日光の華厳滝(96m)や熊野の那智滝(130m)の高さにも匹敵します。

瀑水は三段にわかれ、上が荒波(36m)、中を白糸(69m)、下を玉水(21m)と名付けられています。
周囲の植生は深山性の要素に富み、滝壷下流の両岸は、ケヤキを主とする森林で、滝の両岸の絶壁は、アラカシ、ウラジロガシを主とする常緑広葉樹林で構成されています。

滝の上流の河床は、トチ、アサガラ、ミズキを主とした河床高木林を呈しており、斜面は、アベマキ、コナラを主とした落葉広葉樹林に常緑広葉樹が混在し、春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉、冬の厳しい凍結と四季折々に味があります。

また渓谷一帯は、テン、ムササビなどの山地森林性の哺乳類、オオルリ、ヤマセミの鳥類、カゲロウ類の水生昆虫などによって構成されており、昭和35年には県名勝に、また昭和50年には県自然環境保全地域に指定されています。

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