出来上がり

あるお客様のオーダー　其の参

ご年配の女性の方がコートをオーダーしてくださいました。生地は、ミラ・ショーンのピュアカシミアの生地にて。手縫いでのご注文です。

左が仮縫の写真。右が出来上りの写真です。

あるお客様のオーダー　其の四

こちらは、モッズスーツでのご要望。ほぼブルーに近い紺の生地でお仕立ていただきました。 一般的なモッズスーツのイメージとして、三つ釦ダブルフラップ、パンツノータックの超細身スーツ・・・ というのがありがちですが今回お仕立ていただいたスーツが一味違うのは上襟です。 右の写真の見ていただければわかるように上襟を下襟より大きめに作り一味違うイメージに仕上げました。

あるお客様のオーダー　其の五

「今はなかなか探しても見つからない･･･」とのことでダブルのチェスターコートをお仕立ていただきました。生地は、タリア・デルフィーノでかなり重厚感のある生地。スタイルは、細身にとのことでかなり細身に仕上がりました。昨今あまり見かけなくなったダブルのチェスターコートですが、ビシッときめると格好いい！

あるお客様のオーダー　其の六

こちらのお客様は、定番の紺無地の生地ですが、ディテールにこだわられた例です。一見シンプルなジャケットに見えますが、右の写真を見ていただければ分かるようにピーク衿やセミピーク衿とはまた違った独自のゴージラインでお仕立ていただきました。

ほかにも釦ホールはグレーのカラーホールにされましたが、右袖の一つ目だけ赤のカラーホールにされたり、ポケットの玉縁を異素材にてお仕立て。裏地は、爽やかなギンガムチェックの柄にて。

あるお客様のオーダー　其の七

こちらはレディースオーダーでのお客様です。営業の方とのことなのであまり奇抜なスタイルはできませんが、各所に一味違ったデザインでオーダーしていただきました。生地は、Super100'sでピンクのストライプが入ったグレーの生地。

衿はセミピークで、腰ポケットにはチェンジポケット付き。釦は水牛釦。裏地は、生地のストライプのピンクに合わせて同系色のピンク柄を選択されました。

あるお客様のオーダー　其の八

伊アリストンのシルクウールの生地にてオーダー。光沢のあるストライプが目を引く生地です。

写真のように前カットが特徴的なシングルとダブルの折衷のようなスタイルです。衿はピーク衿、袖はロープドショルダーにて。かなり細身に仕上がっています。

袖はエレガントなフレアタイプ。釦はアリストンの刻印入り本水牛釦です。

あるお客様のオーダー　其の九

こちらは、シャツ生地を使ってお仕立ていただいた単衣仕立のジャケットです。裏地・袖裏をまったく使用せず、脇・背などすべて袋縫い処理で完全な一枚感覚の仕立になっています。

白地に紫の千鳥格子が入ったゲッツナー社製（オーストリア）のシャツ生地です。釦は爽やかな白蝶貝を選んでいただきました。

あるお客様のオーダー　其の十

こちらは、ゼニアのウール・リネン・シルク三者混の生地でお仕立ていただいたジャケットです。ブルーに鮮やかな白のストライプが入った夏らしい生地ですね。スタイルはナポリクラシコスタイルを選んでいただきました。

裏仕立は、広見返しにて。裏地は、これまた鮮やかな水色に白のストライプの生地をお選びいただきました。釦は、本七宝の高級釦。

あるお客様のオーダー　其の十壱

こちらは伊トレーニョのヘリンボーン柄ツイードでお仕立ていただいたカントリージャケットです。 目付は340gとハリスツイードなどのように肉厚のものではなく薄手でしなやかな生地。

ラペルはタブ付、腰ポケットはフラップ付のプリーツパッチポケットです。さらに写真のようにマチもつけています。 釦も皮釦で存在感あり。バックスタイルは背バンド付ノーフォーク仕様になっています。

裏地は、あざやかなエンジ色のペイズリー柄にて。 さらに同じ生地でハンチング帽もオーダーしていただきました。 （当店ではハンチングのオーダーも承っています）

番外編

お仕立ていただいたトレンチコートとスーツでポーズを決めてパチリ。満足していただけたようで何よりです。某ドラマのあの方の大ファンとのことで写真を見ればお分かりでしょうか？

（さらに上記の方からご紹介をいただきました。） こちらの方も某ドラマから？！往年のスターのようです。 お仕立ていただいたスーツで撮らせていただきました。

番外編　part２

両親の方から、卒園式に着用する子供用のスーツを作ってもらえないかとのご要望があり、イージーオーダーにてお仕立ていたしました。大変喜んでいただけたようで、記念にパチリ。（写真に手ブレがあったようです・・・